過去に開催したイベント

2022年以降、京都弁護士会が開催したイベントを掲載しています。

YouTubeで当日の様子を見られるものもありますので、ぜひご覧ください。

2024年

再審法シンポジウム「今、変えんと。『再審法』〜新聞記者と語る、他人事ではない『えん罪』という名の地獄〜」

概要

48年の長きにわたり、無罪を訴え続けてきた袴田巌さん。

無罪を訴えながら獄中で亡くなった日野町事件の阪原弘さん。

いずれも再審開始決定が出されながら、いまだ「再審無罪」の判決は出ていません。

ひとたび陥れば、何十年も抜け出せない、「えん罪」という名の地獄。

再審の問題を追い続けている新聞記者の皆さんとともに、今、まさに急務の再審法改正とえん罪について、深掘りします。

2023年

弁護人の取調べ立会いを実現するシンポジウム「トクソウの再犯~またやった!?いつもやってる?」

概要

大阪地検特捜部は、「村木事件」で違法な取調ベを行ってえん罪を産もうとしました。

その10年後、「第2の村木事件」と呼ばれるプレサンス元社長えん罪事件でも、大阪地検特捜部の検事が、被疑者に対して、強く机を叩く、大声で怒鳴り続けるという違法な取調ベを行い、裁判所はこれを「陵虐」と認定しました。

取調ベが録画されるようになっても、大阪地検特捜部は違法な取調ベを続けているのではないでしょうか。

違法な取調ベを防ぐには、もはや弁護人が取調ベに立ち会うしかありません。

このシンポジウムでは、プレサンス元社長である山岸忍氏にえん罪被害の実態を語っていただきました。

さらに、弁護団から違法な取調ベについて詳細にご報告いただいた上で、研究者を交えて違法な取調ベや人質司法の解消に向けたパネルディスカッションを行いました。

「なぜこんなにも再審は認められないのか?―元裁判官と考える再審法の問題点。」

概要

無実を訴えて40年、50年。人生を懸けて「法との戦い」を続ける「袴田事件」の袴田巌さんや「大崎事件」の原ロアヤ子さんら、えん罪被害者たち。

なぜ、こんなにも「再審の扉」は開かれないのでしようか?

袴田事件の再審開始・執行停止決定を出した当時の裁判長・村山浩昭弁護士と、湖東記念病院事件(2020年再審無罪)の弁護団長を務めた井戸謙一弁護士。

えん罪事件に深く関わってきた2人の元裁判官とともに、えん罪から救済する制度としての「再審法」の問題点、改正に向けた現在地を深掘りします。

死刑廃止の実現を考える日「袴田事件、再審開始!~えん罪から死刑制度廃止を考える~」

映画「Winny」先行試写会・トークイベント

概要

映画「Winny」の全国ロードショーに先駆けて、Winny事件の舞台となった京都で、先行試写会&スペシャルトークイベントを開催いたしました。

トークイベント出演者

  • 監督 松本優作 様
  • 俳優 東出昌大 様(Winny開発者 金子勇役)
  • 俳優 三浦貴大 様(弁護士 壇俊光役)
  • 当会弁護士 遠山大輔(Winny弁護団の一員として、最高裁まで闘う)
2022年

えんざい~『まちがい』と向き合う これからの日本の刑事手続~第52回憲法と人権を考える集い